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大人の休日倶楽部パスの日帰りおすすめ|元が取れる行き先と回り方

雪の田園地帯を走る新幹線の写真と、大人の休日倶楽部パスで日帰りの元を取ると書いた紺色の帯

こんにちは!実桜(みお)です。

大人の休日倶楽部パスは、JR東日本の線が連続5日間乗り放題になるきっぷです。50歳以上が入れる「大人の休日倶楽部」の会員なら買えます。

2027年1月18日〜30日に使える回は、JR東日本のネット予約「えきねっと」なら普通車用を20,000円で買えます。

宿に泊まらず日帰りで使っても、元が取れるのか気になりますよね。

東京から遠い行き先ほど得が大きく、盛岡・秋田・青森なら1往復だけでパス代を1万円以上超えます。

この記事を読めば、元が取れる行き先と片道の時間、1月のおすすめの日帰り先、指定席6回の割り振り方まで分かります。5日間の行き先を決めるときの参考にしてくださいね。

記事のポイント

  1. 盛岡・秋田・青森は1往復で1万円以上の得
  2. 仙台・山形・新潟も1往復でパス代を超える
  3. 長野・軽井沢・日光は2か所を往復すればパス代を超える
  4. 上越妙高と会津若松は1往復ではパス代とほぼ同じ
パス代と比べると行き先東京からの往復の運賃
1往復で大きく得盛岡・八戸・青森・角館・秋田30,900〜36,920円
1往復で少し得仙台・山形・米沢・新潟21,500〜23,340円
2か所で得長野・軽井沢・日光・伊豆急下田11,580〜16,900円
パス代とほぼ同じ上越妙高・会津若松19,320〜20,380円

※パス代は、えきねっとで買う普通車用の20,000円です。運賃は東京からの往復・大人1名・普通車指定席・金〜日曜の値段で、月〜木曜は新幹線1本で行く往復なら400円ほど安くなります。2か所を往復すると、いちばん安い日光と軽井沢でも23,840円です。青森は新青森・弘前の値段です。

大人の休日倶楽部パスの日帰りで元が取れる行き先は?

雪をかぶった山並みと田園が広がる車窓と、座席に置いた旅行かばんとマフラー

日帰りで元が取れるかは、ふだんの往復の運賃が、パス代の20,000円を超えるかで決まります。東京からの往復の運賃とパス代との差を、下の表で比べてみてください。

東京から往復の運賃パスで得する額
盛岡30,900円+10,900円
八戸34,060円+14,060円
新青森36,220円+16,220円
弘前36,880円+16,880円
角館34,920円+14,920円
秋田36,920円+16,920円
仙台23,260円+3,260円
山形23,340円+3,340円
米沢21,500円+1,500円
新潟21,960円+1,960円
上越妙高19,320円▲680円
会津若松20,380円+380円
長野16,900円▲3,100円
軽井沢12,260円▲7,740円
日光11,580円▲8,420円
伊豆急下田13,320円▲6,680円

※東京からの往復・大人1名・普通車指定席・金〜日曜の値段です。えきねっとの経路検索の参考価格(片道)を2倍した値で、2026年11月4日時点のものです。

※パス代は、えきねっとで買う普通車用の20,000円で比べています(えきねっと以外で買うと21,000円)。

※▲は、1往復ではパス代のほうが高く、その分だけ損になることを表します。

※弘前は新青森で奥羽本線、会津若松は郡山で磐越西線、日光は宇都宮で日光線に乗り換える値段です。伊豆急下田は特急「踊り子」で、伊豆急行線の運賃も入っています。

パス代を超える行き先を、東京から延びる新幹線の路線図に色で分けると、下の図のようになります。

東京から延びる新幹線の路線図で、行き先の駅を、1往復で大きく得・少し得・2日分で得・パス代とほぼ同じの4つに色分けした図

※弘前は新青森の先、会津若松は郡山で乗り換えた先です(弘前は1往復で大きく得、会津若松はパス代とほぼ同じ)。オレンジの「2日分で得」は、2か所を別の日に往復するとパス代を超えるという意味です。

パスを買えるのは、大人の休日倶楽部の会員(ミドル会員=満50〜64歳、ジパング会員=満65歳以上)です。

会員本人だけが使え、家族も使えません。大人の休日倶楽部カードで払う場合に限って買え、利用開始日ごとに発売枚数の上限があります。※1

盛岡・秋田・青森なら1往復でパス代を大きく超える

盛岡で10,900円、秋田で16,920円、パス代より運賃が高い

盛岡・秋田・青森の方面は、1往復するだけでパス代を1万円以上超えます。東京⇔盛岡の往復は30,900円で、パス代の20,000円との差は10,900円です。※2

秋田は36,920円、新青森は36,220円、弘前は36,880円で、どこも1万6千円以上の差です。八戸は34,060円、角館は34,920円になります。※3

どれも東京からの往復・普通車指定席・金〜日曜の値段です。パスを使えば、この運賃を払わずに往復できるということです。

片道の時間は、盛岡へ行く東北新幹線の「はやぶさ」で2時間10分ほどです。新青森へは「はやぶさ」で約3時間、弘前は新青森で奥羽本線に乗り換えて4時間近くかかります。

秋田へ行く秋田新幹線の「こまち」は、角館まで約3時間、秋田まで4時間近くです。2026年11月の時刻では、東京を8時台に出ると盛岡に10時半ごろ、秋田に12時半ごろ着きます。

乗っている時間が長いぶん、1日に得する金額も大きい行き先です。

ただ、遠い行き先を5日続けると疲れがたまるので、5日のうち2日くらいにしておくと楽ですよ。

仙台・山形・新潟は1往復でパス代を少し超える

差は1,500〜3,340円と小さいが、1日で元が取れる

東京から1時間半〜3時間ほどで着く仙台・山形・新潟も、1往復でパス代を超えます。差は大きくありませんが、1日で元が取れるので、ほかの日の移動は得になります。

東京⇔仙台の往復は23,260円、山形は23,340円です。山形の手前の米沢は21,500円、新潟は21,960円になります。

仙台へは東北新幹線の「はやぶさ」で1時間30分ほど、新潟へは上越新幹線の「とき」で1時間半〜2時間ほどです。山形へ行く山形新幹線の「つばさ」は、2時間40分〜3時間ほどかかります。

仙台と新潟は、自由席がある新幹線でも行けます。自由席を使えば指定席の回数が減らないので、遠い行き先の日に回数を残せます。

長野・軽井沢・日光は2か所を往復すればパス代を超える

いちばん安い日光と軽井沢の組み合わせでも、パス代より3,840円高い

長野・軽井沢・日光は、1往復だけではパス代に届きません。

ただ、2か所を別の日に1日ずつ往復すると、パス代を超えます。

東京⇔長野の往復は16,900円、軽井沢は12,260円、日光は11,580円です。伊豆急下田へ行く特急「踊り子」の往復は13,320円です。

長野と軽井沢を1日ずつ行くと29,160円で、パス代より9,160円高くなります。いちばん安い日光と軽井沢の組み合わせでも23,840円で、月〜木曜の値段でもパス代を超えます。

長野へは北陸新幹線で1時間30分前後、軽井沢へは約1時間です。日光は宇都宮で日光線に乗り換えて、2時間弱で着きます。

日光の値段は、JRの日光線で行く場合です。東武線へ乗り入れる特急で行くと、東武線の中の運賃と特急券は別にかかります。

なお、上越妙高と会津若松は、1往復ではパス代とほぼ同じです。上越妙高の往復は19,320円、会津若松は20,380円なので、ほかの日の行き先と組み合わせて考えましょう。

1月におすすめの日帰り先は?

雪が積もった黒板塀と枝の垂れた木が続く、静かな城下町の通り

パスが使える2027年1月18日〜30日は、雪の景色を楽しめる時期です。いっぽうで日が短いので、駅から近い場所や乗り換えの少ない行き先を選ぶと、日帰りでも無理なく回れます。

ここでは、1往復か、2か所の組み合わせで元が取れる行き先から、冬に行きたい場所を5つ選びました。

盛岡で三大麺を食べ比べる

わんこそばとじゃじゃ麺は、雪の日も外に出ずに駅ビルの中で食べられる

盛岡の三大麺は、わんこそば・盛岡冷麺・じゃじゃ麺の3つです。駅ビルや駅の近くで食べられるので、雪の日でも寒い外を長く歩かずに済みます。

わんこそばとじゃじゃ麺は駅ビル「フェザン」の中、盛岡冷麺は駅から歩いて行けるお店で食べられます。※4

  • わんこそばは、フェザン地下1階の「やぶ屋盛岡駅ビルフェザン店」(新幹線のホームから歩いて5分ほど)
  • じゃじゃ麺は、フェザン1階「おでんせ館」の「白龍フェザン店」
  • 盛岡冷麺は、盛岡駅から歩いて8分ほどの「大同苑盛岡総本店」

駅から歩いて行ける大同苑の盛岡冷麺は、下の写真のように透き通った麺と琥珀色のスープです。

白い器に入った盛岡冷麺。透き通った麺の上にゆで卵とりんごがのり、琥珀色のスープが張られている

写真:JREメディア「盛岡三大麺」(2026年11月時点)

盛岡へは東北新幹線の「はやぶさ」で2時間10分ほどなので、朝に東京を出てもお昼前に着けます。

駅ビルの中のお店なら、帰りの新幹線の時刻が近づいても、すぐにホームへ戻れます。

3つを1日で食べるなら、量の多いわんこそばを最後にするなど、順番を決めておくと食べきりやすいですよ。

角館で雪の武家屋敷通りを歩く

青柳家や河原田家までは、角館駅から歩いて20分ほど

角館の武家屋敷通りは、冬になると木々や建物に雪が積もり、黒い板塀との色の対比がきれいな場所です。青柳家では、雪の積もった屋敷や庭を見られます。※5

雪の朝の武家屋敷通りは、下の写真のように、黒い板塀と雪をかぶった木々がまっすぐ続きます。

雪が積もった角館の武家屋敷通り。道の両側に黒い板塀と雪をかぶった大きな木が並んでいる

写真:アキタファン(秋田県公式観光サイト)「角館の武家屋敷」(2026年11月時点)

角館へは秋田新幹線の「こまち」で、東京から3時間ほどです。秋田まで足をのばすと4時間近くかかるので、角館だけにしておくと帰りの時間にも余裕ができます。

石黒家はさらに少し先で、駅から約25分です。雪の道を歩くことになるので、時間に余裕を持って出かけましょう。

雪の積もった道は滑りやすく、転びやすくなります。底に溝のある滑りにくい靴を履き、両手が空くリュックやショルダーバッグにすると、手すりにつかまりやすくなります。

帰りに乗る「こまち」の時刻を先に決めてから歩き始めると、慌てずに済みます。

山形から蔵王の樹氷を見に行く

1月の樹氷は大きく育っていく途中で、2月がいちばんの見頃

蔵王の樹氷は、山の上のアオモリトドマツが雪と氷に覆われてできるものです。1月は大きく育っていく成長期で、2月が最盛期にあたります。※6

山形へは山形新幹線の「つばさ」で、東京から2時間40分〜3時間ほどです。山形駅から蔵王温泉行きのバスに乗り、蔵王ロープウェイで樹氷のある山の上へ上がります。

山の上の地蔵山頂駅から見渡す樹氷の群れは、空から撮った山形県の動画で見るとこんな景色です。

バスの時刻は、蔵王ロープウェイのアクセスのページから山形〜蔵王温泉の時刻表へ進むと確かめられます。帰りの新幹線の時刻から逆算して、乗るバスを決めておきましょう。

蔵王の山の上は、1〜2月の平均気温がマイナス10〜15℃ほどの吹雪の世界です。厚手の上着・手袋・帽子をそろえ、体を冷やしすぎないようにしましょう。

蔵王まで行く日は1日がかりになるので、次の日は近い行き先にすると体が楽ですよ。

新潟駅で地酒を飲み比べる

受付で1,000円を払うと、貸し出しのおちょこと利き酒のコイン5枚を受け取れる

新潟駅の「ぽんしゅ館 新潟驛店」では、新潟の地酒を少しずつ飲み比べられます。※7

利き酒のコーナーは、下の写真のように、新潟の地酒が出てくる機械が壁一面に並んでいます。

ぽんしゅ館の利き酒のコーナー。お酒の銘柄のラベルを貼った機械が壁一面に並んでいる

写真:ぽんしゅ館「新潟驛店」(2026年11月時点)

お店は駅ビル「CoCoLo新潟」のメッツ館にあり、営業は9時〜21時です。利き酒のコーナーは9時30分〜20時30分(最後の受付は20時15分)なので、帰りの新幹線の前にも寄れます。

新潟へは上越新幹線の「とき」で、1時間半〜2時間ほどです。駅の中で用が足りるので、雪の日でも動きやすい行き先です。

お酒を飲む日は、帰りの新幹線を自由席にすると、時間を気にせずゆっくりできます。上越新幹線の「とき」は自由席があるので、指定席の回数も減りません。

ほかの日に遠い行き先を入れると、パス全体の得はさらに大きくなりますよ。

伊豆急下田で海辺の水仙を見る

水仙の見頃は例年1月で、パスを使える期間と重なる

伊豆急下田の爪木崎では、毎年冬に「下田温泉水仙まつり」が開かれます。第60回は12月20日〜1月31日で、例年の最盛期は1月です。※8

爪木崎へは、伊豆急下田駅から10番の「爪木崎行き」のバスで約20分です。終点の「爪木崎」で降りると、すぐに会場へ着きます。

海を見下ろす斜面いっぱいに水仙が咲く様子は、下田市観光協会の動画で見られます。

水仙の咲き具合は、下田市観光協会の水仙まつりのページで更新されています。出かける前に見ておくと、見頃かどうかが分かります。

伊豆急下田へは、東京から特急「踊り子」で2時間40分ほどです。パスは伊豆急行線にも乗れるので、伊豆急下田まで追加の運賃はかかりません。

ただし「踊り子」は、座席の指定を受けて乗る特急なので、往復で指定席を2回使います。往復の運賃は13,320円でパス代に届かないため、ほかの日の行き先と組み合わせましょう。

東北や新潟の雪景色とは違う、冬の海辺の景色を楽しめる行き先ですよ。

指定席6回は5日間でどう割り振る?

パスで座れる普通車の指定席は、5日間で6回までです。7回目からは、指定席の料金を割引なしで払うことになります。

全部の列車を指定席にすると足りなくなるので、指定席が要る列車にだけ回数を使うのがコツです。

盛岡・秋田・山形へ行く新幹線は1本ごとに1回使う

全車指定席の列車は、乗る前に座席の指定を受ける

盛岡へ行く「はやぶさ」、秋田へ行く「こまち」、山形へ行く「つばさ」は、全車指定席(全部の席が指定席)の列車です。乗る前に座席の指定を受ける必要があり、1本乗るごとに指定席を1回使います。

東京から往復すると2回使うので、5日間で全車指定席の行き先に行けるのは3日までです。長野へ行く「かがやき」も全車指定席です。

伊豆急下田へ行く「踊り子」などの特急も、座席の指定を受けて乗ります。指定を受けずに乗ると、特急料金を別に払うことになります。

指定席は乗る日の1か月前の10時から取れます。えきねっとでパスを買った人だけが、えきねっとで列車の予約と座席の指定ができます。

仙台・新潟・長野へは自由席に座れば回数を使わない

仙台・新潟・長野・軽井沢へは、自由席のある新幹線で行ける

パスは普通車の自由席に乗れるきっぷなので、自由席に座れば指定席の回数は減りません。仙台・新潟・長野へは、自由席がある新幹線を選べます。

仙台へは東北新幹線の「やまびこ」、新潟へは上越新幹線の「とき」に自由席があります。長野へは北陸新幹線の「あさま」、軽井沢へは「あさま」「はくたか」に自由席があります。

自由席は座れないこともあるので、混みそうな時間の列車だけ指定を受けると安心です。夕方の帰りの列車は混みやすいので、残った回数をここに使うのもおすすめですよ。

自由席を使う日は、少し早めにホームへ行って並んでおくと座りやすくなります。

自由席の車両がどれかは、駅のホームの案内や乗車位置の表示で確かめられます。

遠い行き先と近い行き先を1日おきに組む

遠い2日で指定席を4回、混む帰りに1回、1回は予備に残す

指定席6回をむだなく使うには、全車指定席の遠い行き先と、自由席で行ける近い行き先を1日おきに組みます。遠い行き先を続けないので、体も休めやすい組み方です。

遠い行き先の日は全車指定席で往復2回、近い行き先の日は自由席で0回にすると、回数に余裕が出ます。混みやすい帰りの列車だけ指定席にする日を1日入れても、6回に収まります。

遠い日と近い日を交互に並べた5日間の例を図にすると、下のようになります。

5日間のカレンダーに、秋田・新潟・盛岡・軽井沢・仙台の行き先と、使う指定席の回数を重ねた図

この組み方なら、5日間のふだんの運賃は合わせて12万円を超えます。回数に余りがあると、予定が変わったときにも慌てずに済みます。

えきねっとでパスを買った場合は、えきねっとで列車の予約と座席の指定ができます。遠い行き先の日の列車から先に予約しておくと、乗りたい時間の席を押さえやすくなります。

日帰りで気をつけたいことは?

日帰りで使うときは、運賃が安くなる曜日と、乗れない列車を知っておくと失敗しません。冬は天気で列車が止まることもあるので、前日の確認も大切です。

月〜木曜はふだんの新幹線代が少し安い

パスを使う期間の月〜木曜は、新幹線の指定席が片道200円安い

JR東日本の新幹線には「閑散期」という安い日があり、普通車指定席の特急料金が通常期より片道200円安くなります。2027年1月7日〜2月末日の月〜木曜(祝日とその前日を除く)も閑散期にあたります。※9

パスを使う1月18日〜30日には祝日がないので、1月18〜21日と25〜28日が閑散期です。新幹線1本で行く往復なら運賃が400円ほど安くなるぶん、パスとの差は少し小さくなります。

それでも、盛岡・秋田・青森と、仙台・山形・新潟・米沢は、月〜木曜もパス代を超えます。会津若松は郡山で乗り継ぐ特急「あいづ」も安くなるため、月〜木曜は往復19,580円で、パス代より420円安くなります。

金〜日曜に出かける場合は、上の表の値段どおりに得になります。月〜木曜に行くなら、表の値段から少し引いて考えておくと見込みが外れにくいですよ。

特急「踊り子」は曜日で値段が変わらないので、伊豆急下田の往復は13,320円のままです。

雪の日は在来線の運行情報を前日に見る

乗り換えた先の在来線とバスの運行も確かめる

雪の予報が出ている日は、前日の夜と当日の朝に、JR東日本の運行情報を見ておくと安心です。冬の日帰りでは、雪で列車が遅れたり止まったりすることがあります。

とくに新幹線から乗り換える行き先は、乗り換えた先の列車の様子も確かめておきましょう。

弘前は奥羽本線、会津若松は磐越西線、日光は日光線に乗り換えます。山形の蔵王は、山形駅からのバスにも乗ります。

止まりやすいかどうかは日によって違うため、運行情報とあわせて天気予報も見ておきましょう。雪の予報が出ている日は、乗り換えの少ない仙台・新潟などに行き先を変えるのも1つの方法ですよ。

パスは、使い始める前(有効期間の中で未使用)なら払い戻せます。列車が止まったり遅れたりしたことによる払い戻しは、原則ありません。

使い始める前なら、利用開始日を1回だけ変えられます。新しく選ぶ利用開始日の前日までで、その日の発売枚数に空きがある場合に限られます。

名古屋・金沢・函館へ行く新幹線はパスで乗れない

北陸新幹線でパスが使えるのは、東京〜上越妙高まで

大人の休日倶楽部パスは、東海道新幹線には乗れません。北陸新幹線は東京〜上越妙高のあいだだけで、上越妙高から先の富山・金沢方面には乗れません。

北海道新幹線の新青森〜新函館北斗も乗れないので、函館へは日帰りで使えません。グランクラスとプレミアムグリーン車は、パスでは運賃だけが有効で、料金は別にかかります。

パスで乗れる範囲には、JR東日本の線のほかに、青い森鉄道や伊豆急行などの線も入っています。乗れる線の中でも、富士急行の「フジサン特急」の指定席などは別に料金がかかります。

金沢など北陸へ行くなら、パスとは別のフリーきっぷがあります。

北陸へ行きたい方は、次の記事で北陸フリーきっぷの値段と使い方が分かります。

新幹線の窓際のテーブルに置かれた紙のきっぷと旅のガイドブック
大人の休日倶楽部の北陸フリーきっぷはお得?2026年の値段と買い方を解説

大人の休日倶楽部の北陸フリーきっぷは、2026年度は東京発25,000円。50〜64歳なら金沢の往復だけでも得になり、65歳以上はジパングの割引と比べて選びます。乗り放題の範囲と買い方も解説。

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パスを買う前に入会の損得を知りたい方は、次の記事で大人の休日倶楽部の年会費の元が取れるかと、パスの発売日が分かります。

晴れた秋の日の駅のホームに止まる緑色の東北新幹線と、手前のベンチに置かれたきっぷと手帳
大人の休日倶楽部のデメリットは?元が取れる人・損する人を解説

大人の休日倶楽部のデメリットは、年会費がかかり、東海道新幹線や近い区間、混む時期は5%・30%の割引が使えないことです。ジパングは東京〜仙台1往復で元が取れます。2026年のパスの日程も分かります。

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大人の休日倶楽部パスの日帰りおすすめのまとめ

大人の休日倶楽部パスは、日帰りでも盛岡・秋田・青森へ行けば1往復で元が取れるきっぷでした。近い行き先でも、2か所を別の日に往復すればパス代を超えます。

行き先に迷ったら、表の往復の運賃を見て、遠い日と近い日を1日おきに並べてみてください。指定席は乗る日の1か月前の10時から取れるので、遠い日の列車から予約しておきましょう。

  • えきねっとで買うパスの普通車用は20,000円で、JR東日本の線に連続5日間乗り放題になる
  • 東京から盛岡・秋田・青森へ行くなら、1往復のふだんの運賃がパス代より1万円以上高い
  • 仙台・山形・米沢・新潟は、1往復のふだんの運賃でパス代を1,500〜3,340円ほど超える
  • 長野・軽井沢・日光・伊豆急下田は、2か所を別の日に往復すれば月〜木曜でもパス代を超える
  • 上越妙高と会津若松は1往復ではパス代とほぼ同じなので、ほかの日の行き先と組み合わせる
  • 盛岡ではわんこそばとじゃじゃ麺を駅ビルの中で食べられ、冷麺の店も駅から歩いて行ける
  • 角館の武家屋敷は駅から歩いて20分ほどで、雪の道を歩くので滑りにくい靴があると安心
  • 蔵王の樹氷は1月が大きく育つ成長期で、山形駅からバスとロープウェイで山の上へ上がる
  • 伊豆急下田の水仙まつりは例年1月が見頃で、駅からバスで約20分の爪木崎が会場になる
  • はやぶさ・こまち・つばさは全車指定席で、1本乗るごとにパスの指定席を1回使う
  • 伊豆急下田へ行く踊り子も座席の指定を受けて乗るので、1本ごとに指定席を1回使う
  • やまびこ・とき・あさま・はくたかの自由席に座れば、パスの指定席の回数は減らずに残る
  • パスを使う期間の月〜木曜は閑散期で、新幹線1本で行く往復は400円ほど安くなる
  • 列車が雪で止まったり遅れたりしても、パスは原則払い戻されないので運行情報を前日に見る
  • 東海道新幹線と、北陸新幹線の上越妙高より先、北海道新幹線にはパスでは乗れない

※パスの値段・運賃・イベントの日程は2026年11月4日時点のものです。変わることがあるので、最新の情報はJR東日本の大人の休日倶楽部パスの案内と各施設の公式サイトで確かめてください。

出典:※1 JR東日本「大人の休日倶楽部パス」 ※2 JR東日本「大人の休日倶楽部」 ※3 えきねっと(JR東日本)「JRきっぷ申込/空席案内」 ※4 JRE MEDIA「盛岡三大麺」 ※5 JRE MEDIA「角館の武家屋敷」 ※6 蔵王ロープウェイ「樹氷・ライトアップ」 ※7 ぽんしゅ館「新潟驛店」 ※8 下田市観光協会「下田温泉水仙まつり」 ※9 JR東日本「シーズン別の指定席特急料金」

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