こんにちは!実桜(みお)です。
こんぴらさん(金刀比羅宮)は、本殿にあたる御本宮まで785段の石段を上った先にあります。足が悪い家族と行くときも、自分の膝や腰が心配なときも、上まで行けるのかが気になりますよね。
足が悪くても、乗り物を使えば石段の途中や御本宮の近くまで上がれます。方法は3つあり、歩ける量と予約の都合で選べます。
この記事を読めば、足の状態に合う上がり方と、予約や電話のしかたが分かりますよ。
こんぴらさんは足が悪いと無理?785段を登らずに行ける3つの方法

足が悪くても、乗り物で上がる3つの方法を使えば、こんぴらさんにお参りできます。車両乗入なら御本宮の近く、タクシーなら神椿、登山シャトルなら大門まで上がれます。
どこまで乗り物で上がれるかと、そこから歩く段数で選ぶと決めやすいです。
歩ける度合いで選ぶ早見表
ほとんど歩けないなら車両乗入、少し歩けるならタクシーか登山シャトル
歩ける段数ごとに、合う上がり方を表にしました。
| 歩ける段数 | 上がり方 | 降りてから歩く石段 | 予約 |
|---|---|---|---|
| ほとんど歩けない | 車両乗入で御本宮の近くまで | ほぼなし | 必要(無料) |
| 休み休み300段ほど | タクシーで神椿まで | 約285段 | 不要 |
| 休み休み400段以上 | 登山シャトルで大門まで | 約420段 | 不要 |
※車両乗入の予約は、ネットは参拝日の6日前、電話は7日前までです。予約・料金は2026年10月時点の案内で、変わることがあります。
車両乗入の予約が取れれば、どの足の状態でもいちばん楽に上がれます。石段がどうしても無理で予約も取れないときは、麓の表参道を楽しむ過ごし方もありますよ。
年に一度の大きなお祭り「例大祭」は、2026年は10月9日〜11日です。その前日からの4日間と12月31日〜1月13日は、車両乗入の予約を受け付けていません。
この時期は登山シャトルが使えますが、1月1日〜3日はシャトルもお休みです。
石段のきつい場所は2か所(一之坂と御前四段坂)
前半の一之坂と、御本宮の手前の御前四段坂が特に急
表参道の1段目から御本宮までは785段で、歩くと片道30分ほどかかります。神社の案内では、113段目から石段の途中の大きな門「大門」までが特に急な「一之坂」です。※1
門前町から大門までの一之坂は、神社の公式インスタグラムの動画で見るとこんな感じです。家並みの先に見える大きな門が大門ですよ。
もう1つのきつい場所が、御本宮の手前の「御前四段坂」です。133段の石段が4つに分かれて続き、上りきると御本宮に着きます。
大門から先は、桜馬場という150mほどの平らな石畳の道があります。きつい坂のあいだにある、ひと息つける場所ですね。
地図の赤い印が御本宮です。石段は、ふもとの門前町から山の中腹のこの場所まで続いています。
3つの上がり方のうち、御前四段坂より上で降りられるのは車両乗入だけです(2026年10月時点)。タクシーや登山シャトルを使う人は、最後の坂をゆっくり上る時間を見ておくと慌てません。
石段かごは2020年1月に終わっている
人がかごを担いで大門まで運ぶ「石段かご」は、2026年10月時点で乗れない
2026年10月時点で、人が担いで石段を上る乗り物はありません。こんぴらさんの石段かごは、担ぎ手の高齢化で2020年1月に運行を終えました。※2
かごの代わりに使えるのが、車両乗入・タクシー・登山シャトルの3つです。車両乗入とタクシーなら、かごが行っていた大門より上まで上がれます。
車で御本宮の近くまで上がる「車両乗入」

車両乗入は、予約した車で御本宮の近くまで上がれる、神社の仕組みです。石段をほとんど歩かずにお参りできるのは、2026年10月時点でこの方法だけです。
予約はネットなら参拝日の6日前、電話なら7日前までなので、日程が決まったら早めに申し込んでおきたいところです。
予約すれば誰でも無料で使える
障害者手帳は要らず、予約が済めば駐車場も無料
車両乗入は、予約をすれば誰でも使えます。神社は「徒歩でのご参拝が難しい方はご利用ください」と案内していて、手帳などの条件はありません。※3
予約が完了していれば、御本宮の近くの専用駐車場は無料で使えます。乗り入れできるのは、乗用車・マイクロバス・タクシーです。
タクシーで御本宮の近くまで上がるときも、車を停めずに戻るときも、車両乗入の予約が必要です。予約のない車には、乗り入れの許可が出ません。
予約のしかた(ネットは6日後から・電話は7日前まで)
ネットは予約する日の6日後〜60日先、電話は参拝日の7日前まで
予約は、神社の車両乗入予約サイトで受け付けています。予約できるのは、予約する日の6日後から60日先までの日です。

予約サイトを開くと、下の画面が出ます。いちばん下の「上記内容に同意する」にチェックを入れてから、赤い「車輛乗入のお申込みへ」を押します。
次の画面で、日にちと時間を選べますよ。

画面:金刀比羅宮 車輌乗入予約サイト(2026年10月時点)
ネットが使えない人は、電話でも申し込めます。参拝日の7日前までに、神社の事務所にあたる社務所(0877-75-2121・8:30〜17:00)へ連絡してください。
予約サイトのトップには「電話での受付は行いません」と書かれています。ただ、ネットが使えない人向けの電話の受付は、同じサイトの「その他の質問」で案内されています。
電話では、住所・名前・当日の連絡先と、車の車種・色・ナンバーを聞かれます。レンタカーやタクシーは、ネットの予約なら車種とナンバーを後から登録できますよ。
予約が済むとメールが届き、乗り入れ口までの地図が付いています。神社の住所をカーナビに入れると正しい道に案内されないので、この地図を見ながら向かってください。
使えない日と「1時間」のルール
乗り入れは9:00〜16:00の1時間だけ、例大祭と年末年始は受け付けない
乗り入れできる時間は9:00〜16:00で、予約した時間から1時間だけ使えます。1時間に1台の決まりなので、遅れそうなときは社務所に電話を入れます。
同じ人が予約できるのは、1か月に1回です。10月8日〜11日と、12月31日〜1月13日は予約を受け付けていません。
自然災害などで、当日に乗り入れできないこともあると案内されています。大雨や台風の予報が出ている日は、別の日にずらす準備もしておくと慌てずに済みます。
降りればすぐ御本宮の近く
車を降りると石段785段目の御本宮のすぐ近く、町内から20分ほどで着く
車を降りれば、石段785段目の御本宮のすぐ近くです。琴平の町から乗り入れ口までは約15分、そこから御本宮までは約5分で上がれます。
御本宮のまわりの様子は、神社の公式動画で見られます。木々に囲まれた御本宮を、空から撮っています。
御本宮のまわりには、非常用の車椅子が1台あるだけで、予約はできません。車椅子で行くなら、自分の車椅子を車に積んでいってください。
車を降りてから拝殿の前までは、付き添いの人が横について一緒に動いてくださいね。
登山シャトルで大門(365段目)まで
登山シャトルは、琴平の町から大門の下まで送ってくれる乗合のタクシーです。予約がいらないので、車両乗入が取れなかったときにも使えます。
前半の急な一之坂を、まるごと車で越えられますよ。
当日電話で呼ぶ・片道1,000円
片道1,000円、4人までは予約なしで当日電話で呼べる
登山シャトルは、片道1,000円(税込・1人)です。乗りたい日に、コトバスMX(0877-73-2221・受付7:00〜19:00)に電話して呼びます。※4
JR琴平駅・ことでん琴平駅の駅前や、町内の宿・観光施設に迎えに来てくれます。大門の下までは最長で約10分です。
4人までは予約がいらず、5人以上は前もって予約が必要です。1月1日〜3日はお休みなので、初詣に使うときは気をつけてくださいね。
支払いは乗るときで、現金のほか、クレジットカードや交通系IC、QRコード決済も使えます。雨の日も基本的に動いています。
大門から御本宮までは残り約420段
大門から御本宮までは約420段、途中の桜馬場で休みながら上る
大門から御本宮までは、残り約420段です。平らな桜馬場で息を整えてから、最後の御前四段坂へ向かうと楽ですよ。
シャトルを降りる場所(大門駅)から大門までは、傾斜のある道と少しの階段を歩きます。そのため、車椅子での利用は難しいと案内されていますが、杖をついている人は使えます。
帰りも、大門の下から電話でシャトルを呼べます。下りの石段で膝が痛くなりそうなら、帰りもシャトルにすると楽ですよ。
タクシーで神椿(500段目)まで
神椿は、石段の500段目にあるカフェとレストランです。神椿の駐車場まではタクシーで上がれて、車両乗入の予約は要りません。
降りてからの石段がいちばん少ないので、少しなら歩ける人に向いています。
残り約285段・最後に急な御前四段坂がある
神椿から御本宮までは残り約285段、最後に急な坂が続く
神椿から御本宮までは、残り約285段です。最後に急な御前四段坂(133段)があるので、ここだけはゆっくり上る時間を見ておいてください。
神椿の駐車場までは専用の車道があり、タクシーも乗り入れできます。※5
2023年の神社の案内でも、徒歩以外で石段を上る方法として、神椿までのタクシーが紹介されています。※6
上る前に神椿で一休みしてから出発するのもいいですね。車椅子の人は神椿から先の石段を上れないので、御本宮まで行くなら車両乗入を予約します。
足が悪くても安心して行くための準備と楽しみ方

足が悪い人がこんぴらさんへ行くときは、上がり方のほかに、休む場所や天気、混む日も考えておくと安心です。石段を上らなくても楽しめる場所もありますよ。
前後に泊まる宿も、あわせて紹介しますね。
休める場所とトイレ
平らな桜馬場と、500段目の神椿で休める
大門から先の桜馬場は平らな石畳の道なので、立ち止まって息を整えやすい場所です。神椿まで行けば、座って休めます。
トイレは、石段を上り始める前に麓で済ませておくのがおすすめです。上ってから探すと、歩く距離が増えてしまいます。
車椅子と杖は借りられる?
神社で借りられる車椅子はないので、車椅子も杖も自分のものを持っていく
神社で予約して借りられる車椅子はありません(2026年10月時点)。車椅子を使う人は、自分の車椅子を持っていくのが確実です。
杖も、ふだん使い慣れたものがいちばんです。石段では、付き添いの人が横について支えると歩きやすいですよ。
雨の日・混雑する日は避ける
雨の日は石段が滑りやすく、車両乗入も止まることがあるので日をずらす
石段がぬれると、上りより下りで足を取られやすくなります。車両乗入も、大雨などの日は乗り入れできないことがあるので、雨の予報なら日をずらすのが安全です。
例大祭の期間(2026年は10月9日〜11日)や年末年始は、参道がとても混み合います。人に押されると危ないので、足が悪い人はこの時期を避けると安心です。
石段が無理でも楽しめる麓の表参道
石段の手前の門前町には、土産物屋やうどん屋が並ぶ
石段の1段目までは、土産物屋・うどん屋・旅館が並ぶ門前町の通りです。石段を上らなくても、こんぴらさんの雰囲気を味わえます。
上るのがつらい人は麓でお茶を飲んで待ち、一緒に来た人が代わりにお参りする過ごし方もあります。帰りに参道でお土産を選べば、みんなで旅を楽しめますね。
前後に泊まるならバリアフリーの部屋がある宿
段差のない部屋がある、琴平の2つの温泉旅館
前の日から近くに泊まると、朝のすいている時間に動けますね。琴平には、公式サイトで車椅子の人への対応を案内している温泉旅館があります。
琴平花壇
松月テラスの3階に、バリアフリーツインが1室あります。入口はスロープで、部屋の中は段差のない造りです。※7
クリックすると楽天トラベルの宿のページに移動します
琴平グランドホテル 桜の抄
参道の22段目にある宿で、段差のない「ゆすらんユニバーサルルーム」が1室あります。部屋には温泉の外風呂も付いています。※8
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どちらも、バリアフリーの部屋は1室だけです(2026年10月時点)。早めに予約して、プランを選ぶときに部屋の名前を見ておきましょう。
足が悪くても行きやすい、ほかの石段の多い神社
こんぴらさんと同じように、長い石段で知られる神社でも、上らずにお参りできる道があるところがあります。旅先の候補に、あわせて見てみてくださいね。
どちらも、歩く量に合わせた道順をまとめています。
箱根神社(神奈川)
約90段の石段を使わずに、エレベーターや車で御本殿へ行ける
箱根神社は、御本殿まで約90段の石段があります。宝物殿のエレベーターや、御本殿の近くの駐車場を使えば、階段を上らずにお参りできます。
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箱根神社の階段は何段?足が悪くても階段を使わず本殿へ行く道
箱根神社の正参道の石段は約90段。足が悪い人は、宝物殿のエレベーターや第3駐車場を使えば階段を上らずに御本殿へ行けます。脇参道の坂の様子、9〜16時台に止まらないバス停、平和の鳥居の行列もまとめました。
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日光東照宮(栃木)
石段や砂利道の多い境内でも、迂回路を使えば行ける範囲がある
日光東照宮は、石段や砂利道が多い境内です。迂回路を使うと、車椅子でも行ける範囲があります。
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日光東照宮は足が悪いと無理?車椅子で行ける範囲と迂回路を解説
日光東照宮は足が悪いとどこまで行けるのか、杖・手押しカート・車椅子の状態別にまとめました。陽明門の石段の段数と手すり、駐車場の選び方、迂回路、紅葉期の混雑の外し方も分かります。
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まとめ:こんぴらさんは足が悪い人も、行き方を選べばお参りできる
こんぴらさんは785段の石段がありますが、乗り物を使えば足が悪くてもお参りできます。歩ける量に合わせて、上がり方を選んでくださいね。
車両乗入を使うなら予約から、使わないならシャトルの電話番号を控えるところから始めてみてください。
- 御本宮までは表参道から785段あり、歩くと片道30分ほどかかる長い石段の参道になっている
- 特にきついのは、113段目から大門までの一之坂と、御本宮のすぐ手前にある御前四段坂の2か所
- 人がかごを担いで運ぶ石段かごは2020年1月に終わったので、2026年10月時点で乗ることはできない
- 車両乗入なら予約した車で御本宮の近くまで上がれるので、石段をほとんど歩かずにお参りできる
- 車両乗入は予約すれば誰でも使えて、障害者手帳は要らず、御本宮の近くの専用駐車場も無料になる
- ネットの予約は予約する日の6日後〜60日先、電話は参拝日の7日前まで社務所で受け付けている
- タクシーで車両乗入を使うときも予約が要るので、駐車しない場合でも前もって申し込んでおく
- 乗り入れは9:00〜16:00の1時間だけで、例大祭と年末年始は予約を受け付けていない
- 登山シャトルは予約なしの当日電話で呼べて、片道1,000円で大門の下まで送ってくれる
- シャトルを降りてから大門までは少し階段があるので、車椅子で使うのは難しいと案内されている
- 大門から御本宮までは残り約420段で、途中にある桜馬場の平らな石畳の道で休みながら上れる
- 神椿の駐車場までは車両乗入の予約なしでタクシーで上がれて、御本宮まで残り約285段になる
- 2026年10月時点で車椅子の人が御本宮まで行けるのは車両乗入だけなので、自分の車椅子を持っていく
- 石段を上らなくても、麓の門前町で土産物屋やうどん屋をめぐって、こんぴらさんの雰囲気を楽しめる
※予約・料金・時間は2026年10月に各公式サイトで確かめたものです。変わることがあります。
※本記事は、金刀比羅宮・コトバスMX・神椿・各宿の公式サイトをもとに作成しています。
出典:※1 金刀比羅宮「参拝ガイド 御本宮編」 ※2 KSB瀬戸内海放送「こんぴらさんの石段かご」 ※3 金刀比羅宮 車輌乗入予約サイト「その他の質問」 ※4 コトバスMX「こんぴら参拝 登山シャトル」 ※5 カフェ&レストラン神椿「アクセス」 ※6 金刀比羅宮「ゴールデンウィーク Q&A」 ※7 琴平花壇「FAQ・お問合せ」 ※8 琴平グランドホテル桜の抄「ゆすらんユニバーサルルーム誕生」

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