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スカイマークシニアメイトとは?使い方やJAL/ANAとの違いを解説

スカイマークシニアメイトとは?使い方やJAL/ANAとの違いを解説

『明日、急に孫に会いに行きたくなった!』とか『夫婦でふらっと温泉でも行こうか』なんてこと、ありますよね。

60歳を過ぎて時間ができたら、なおさらフットワークも軽くなります。

でも、いざ飛行機を調べると、直前のチケットって目が飛び出るほど高いのがネック…。『うーん、この値段なら今回はやめておこうかな』って、せっかくの思いつきを諦めちゃうことも少なくないはず。

そんな時にめちゃくちゃ頼りになるのが、スカイマークの「シニアメイト」です。

いざ使おうと思った時に『対象年齢は?』『料金っていくらくらい?』『予約の方法や使い方は?』『JALやANAと比べてデメリットはないの?』なんて、疑問がいっぱい出てくると思うんです。

この記事では、そんなあなたの疑問をまるっと解消します!

シニアメイトを使いこなして、もっと気軽に、もっと自由に空の旅を楽しめるようになりましょう!

記事のポイント

  1. シニアメイトが使える年齢や詳しい条件
  2. どれくらい安くなる?料金の仕組みと割引率
  3. JAL・ANAとの違いや選び方
  4. 予約のコツや当日の注意点

スカイマークのシニアメイトとは何?わかりやすく解説

スカイマークのシニアメイトとは何?わかりやすく解説

まずは「シニアメイト1」がどんなサービスなのか、基本のキからしっかり押さえていきましょう。

ここがわかれば、使いこなすのはカンタンです。

『シニアメイト』という名前ですが、実は正式には「シニアメイト1」といいます。

この「1」にも、ちょっとしたヒミツがあるんですよ(それは後ほど!)。

シニアメイトの対象年齢と利用条件について

「シニアメイト1」を利用するための条件は、びっくりするほどシンプル。

それは、飛行機に搭乗する日に、満60歳以上であること

たったこれだけ!

航空会社のマイレージ会員である必要も、特別なクレジットカードに入会する必要も、一切ありません。60歳以上であれば、誰でも平等に使える権利があるっていうのが、スゴイところです。

『え、でもJALとかANAのシニア割って、もっと年上じゃなかった?』

そうなんです!JALの「当日シニア割引」やANAの「スマートシニア空割」は、対象年齢が満65歳以上です。ここがスカイマークとの決定的な違いです。

60歳で定年退職を迎えて、時間も体力もたっぷり!『さあ、これから夫婦でいろんなところに旅行するぞ!』っていう、一番アクティブな60歳から64歳までの5年間。この世代の旅行ニーズを、スカイマークはしっかりキャッチしてくれてるんです。

これは本当に嬉しいポイントですよね。

年齢確認の公的書類は絶対に忘れないで!

ただし、誰でも使えると言っても、ひとつだけ絶対に守らないといけないルールがあります。

それは、搭乗日当日に、空港で年齢を証明できる公的書類を提示すること

『60歳以上に見えるからOK』なんてことは絶対にないので、空港へ行く前には、必ずお財布やカバンに入っているかを確認するクセをつけましょう。

年齢確認に必要な公的書類(例)

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード(写真付き)
  • その他、官公庁が発行した年齢を証明できる書類(住民票や年金手帳など)

この確認は、空港のカウンターで手続きする時だけでなく、便利な自動チェックイン機を使った場合でも必要です。

機械で搭乗券を発券した後、必ず近くにいるスカイマークの係員さんを呼んで、書類を見せて確認スタンプをもらう、という一手間が発生します。

もし、この手続きを忘れたり、そもそも証明書を忘れたりすると…せっかく安く予約したのに割引が適用されず、最悪の場合、その場で普通運賃との差額を請求されたり、買い直しになったりする可能性も…。

楽しい旅のスタートでつまずかないように、これだけは気をつけましょう。

予約開始時期とスカイマークのシニアメイトの特徴

シニアメイト1の最大の特徴は、なんといっても「直前割引」であること。

『シニアメイト1』は、スカイマークが提供する、搭乗日の「前日」朝7時から、当日の出発時刻20分前まで予約ができる、満60歳以上の方専用の特別な割引運賃です。出典:スカイマーク

そう、さきほど言っていた名前の「1」っていうのは、この「1日前(=前日)」から予約できるよ!という意味が込められています。

これは、早く予約すればするほど安くなる「いま得」や「たす得」といった早期割引とは、まったく性質が違う運賃です。

『明日行きたい!』『今日、今から乗りたい!』という、シニア世代の急な「思いつき」や「突発的なニーズ」に、真っ正面から応えてくれる、とても心強いサービスです。

「前日から予約できる」安心感はプライスレス

この「前日から予約できる」というのが、実は他の航空会社と比べた時の、とんでもなく大きなメリットです。

JALやANAのシニア割引は、予約できるのが「搭乗日当日」の0時(つまり深夜)から。

当日にならないと、席が取れるかどうかわからないんです。

『空港までわざわざ行ったのに、満席で乗れなかったらどうしよう…』

『朝イチの便に乗りたいけど、深夜0時に起きて予約合戦しなきゃいけないの…?』

そんな不安や負担が、どうしても付きまといますよね。特に空港まで距離がある方にとっては、結構なギャンブルです。

でも、スカイマークのシニアメイト1なら、旅行の前日に、自宅のパソコンやスマホから「確実に」席を確保できます。

前日に予約が確定できれば、安心です。

ゆっくり荷造りをしたり、泊まる宿の手配を最終確認したり、一緒に行く家族や友人に連絡したり…。心にゆとりを持って準備ができますよね。

この「当日の不安がない」っていう精神的なメリットは、料金の安さ以上に価値がある、と私は思います。

シニアメイトの運賃と割引率の仕組みを理解する

じゃあ、実際どれくらいお得になるの?ここが一番気になるところですよね!

まずシニアメイト1の運賃は、「いつでも〇〇円!」みたいに料金が固定されているわけじゃありません。

その価格は、対象となる便の「残席数(空席状況)」に応じて、リアルタイムで変動する仕組みなんです。

いわゆる「ダイナミックプライシング(変動料金制)」といわれるものです。

飛行機って、空席のまま飛ばすのが航空会社にとっては一番の損失。なので、出発直前になっても席が余っていたら『値段を下げるから、誰か乗ってください』というのが、この直前割引の基本的な考え方です。

この仕組みのおかげで、以下のような特徴が生まれます。

  • 空席が多い便(=人気のない便)ほど安くなる傾向(例:平日の昼間、連休明けなど)
  • 空席が少ない便(=人気の便)では価格が高くなるか、販売されないこともある(例:週末の朝夕、連休初日や最終日など)

つまり、シニアメイト1は「60歳以上ならいつでも使えるチケット」ではなく、あくまで航空会社が提供してくれる「空席」というチャンスを、賢く利用する制度なのです。

実際、どれくらい安くなるの?

では、その「チャンス」を掴むと、どれくらいお得になるんでしょうか。

これは本当に便や時期によるので一概には言えないのですが、利用した人の声や、私自身が調べたりした感じですと、だいたい多くの路線で片道10,000円から12,000円前後に設定されることが多いみたいです。

割引率の目安

  • 東京(羽田)-福岡線
    普通運賃が約38,000円のところ、シニアメイト1で約22,000円に。なんと割引率40%以上!
  • 東京(羽田)-那覇線
    ある日の価格では、数週間前から予約する「たす得」と、前日に予約する「シニアメイト1」が、まったく同じ運賃だったケースも。

※料金はあくまで過去の一例です。その日の空席状況によって大きく変動します。

普通運賃の半額近くになることも珍しくないんです。

特にスゴイのが、羽田-那覇の例。早くから計画的に予約した人と「同じ値段」で、前日に予約ができてしまう。これは直前旅行派にとっては最強です。

急な帰省や、ふと思いついた夫婦旅行のハードルを、経済的にぐーんと下げてくれる。それがシニアメイト1の大きな魅力です。

※料金は常に変動します。実際の運賃は、予約時にスカイマーク公式サイトで必ずご自身で確認してくださいね!

支払い方法や期限などの基本ルールを確認する

無事に予約が完了したら、次は支払い手続きです。

シニアメイト1は直前予約なので、支払い期限もタイトなことが多いです。ここで慌てないように、使える手段を知っておきましょう。

スカイマークでは、利用者の都合に合わせて、主に3つの支払い方法を用意してくれていますよ。

シニアメイト1で使える主な支払い方法

  1. クレジットカード (VISA, Master, JCBなど)
    • 使える窓口:ウェブサイト、予約センター、空港カウンター
    • 特徴:一番早くてスムーズ。ウェブで予約したら、そのままカード情報を入力するだけで即・購入完了。デビットカードやプリペイドカードも使えることが多いですよ。
  2. 現金
    • 使える窓口:空港カウンター、コンビニエンスストア
    • 特徴:やっぱり現金が安心、という方はこちら。空港カウンターならその場で支払えます。
  3. コンビニエンスストア払い (セブン, ファミマ, ローソンなど)
    • 使える窓口:ウェブサイトや予約センターで予約した後、コンビニ店頭で支払い
    • 特徴:予約だけネットで済ませ、支払いは近くのコンビニで現金でという方法です。

これだけ見ると「いろいろ選べて便利だな~」となりますが、ここにひとつ、シニアメイト1ならではの落とし穴があります。

当日予約はコンビニ払いが使えない!

シニアメイト1は「前日」または「当日」に予約します。

このうち、「搭乗日当日」になってから予約した場合、支払い方法が制限されます。

搭乗日当日の予約で使える支払い方法

  • クレジットカード決済(ウェブサイト、予約センター、空港カウンター)
  • 空港カウンターでの現金決済

この2択だけ!

そう、コンビニエンスストア払いが利用できなくなります

「前日にウェブで予約だけして、当日の朝、空港に行く途中のコンビニで払おう」

…なんて考えていると、いざコンビニに行っても支払いができず、そうこうしているうちに支払い期限が過ぎて、予約が自動的にキャンセルされてしまう…なんていう悲劇が起こりかねません。

シニアメイト1の支払い期限は、予約とほぼ同時か、非常に短く設定されています。

前日に予約したなら、その日のうちに支払いを済ませてしまうのが一番安心です。

座席数の制限と空席状況の注意点

「60歳以上なら誰でも」「前日から」「こんなに安く」…と、良いことずくめに見えるシニアメイト1ですが、もちろん万能ではありません。

一番大事な前提として、シニアメイト1は、その便に割り当てられている座席数に限りがある、ということを知っておかないといけません。

航空会社も商売ですから、すべての席を割引運賃で売るわけにはいかないんですね。

普通運賃や、もっと高い値段で買ってくれるお客さんのための席をまず確保し、それでも余りそうな席を「シニアメイト1」として販売しているイメージです。

だから、「よし、前日の朝7時になったから予約するぞ!」とサイトを見ても、希望の便がすでに「満席」または「シニアメイト1の取扱なし」と表示されていることも、普通にあります。

予約が難しい時期とは?

特に、以下のような状況では、シニアメイト1の席を確保するのが難しくなる傾向があります。

  • 人気の路線、人気の時間帯
    例:週末の羽田-那覇線、金曜夜や月曜朝のビジネス路線など
  • 大型連休やお盆、年末年始
    そもそも普通運賃でも満席になりやすい時期
  • 予約のタイミングが遅れた場合
    前日の朝7時の予約開始と同時に、一斉に予約するため、人気の便は数分で埋まることも

ウェブサイトで「空席あり」と表示されて、予約手続きを進めていったのに、最後の最後、確認ボタンを押したら『満席になりました』と表示される…なんていう、悲しい「あるある」も。

『この日、この便じゃないと絶対にダメなんだ!』という、変更のきかない大事な予定の時は、シニアメイト1だけをアテにするのはちょっと危険です。

もし希望の便が満席でも、前後の便なら空いてることもよくあります。

「朝9時の便がダメなら、11時の便でもいいか」みたいに、少し時間に幅を持たせて考えるのが、シニアメイト1をうまく使いこなす一番のコツです。

スカイマークのシニアメイトとはどんな人におすすめ?

スカイマークのシニアメイトとはどんな人におすすめ?

ここまで、シニアメイト1の基本的な仕組みやルールを見てきました。

基本がわかったところで、じゃあ「シニアメイト1」って、結局どんな人に向いてるのか?という疑問を、JALやANAのシニア割引と比較しながら、もっと具体的に掘り下げていきます。

あなたの旅のスタイルに、スカイマークがピッタリ合うかどうかがわかりますよ。

JALやANAのシニア割引との違いを比較

日本の空には、スカイマークの他にもJALやANAという大きな航空会社があります。もちろん、この2社にもシニア向けの割引が用意されています。

何がどう違うのか、ひと目でわかるように表にまとめてみました。

比較項目スカイマーク
「シニアメイト1」
JAL
「当日シニア割引」
ANA
「スマートシニア空割」
対象年齢満60歳以上満65歳以上満65歳以上
予約開始タイミング搭乗日前日 朝7時~搭乗日当日 0時~搭乗日当日 0時~
会員登録の必要性不要(誰でもOK)JMB会員 必須AMC会員 必須
予約の変更不可不可不可
予約方法Web、予約センター、空港Web(要事前登録)、空港Web(要事前登録)、空港

※上記は記事作成時点での主な情報です。利用条件や名称は変更されることがあるので、必ず各航空会社の公式サイトで最新の情報を確認してください。

「予約の変更ができない」という点は、3社とも同じ。安い直前割引の共通ルールです。

でも、それ以外の「年齢」「予約開始」「会員登録」の3点で、スカイマークが圧倒的に使いやすい(=ハードルが低い)のが、はっきりわかりますよね。

あなたにピッタリなのは?

この比較から、あなたがどの航空会社を選ぶべきか、その答えが見えてきます。

スカイマーク「シニアメイト1」がおすすめな人

  • 年齢が60歳~64歳の人

    JAL・ANAは65歳からなので、この年齢層の人は、もうスカイマーク一択です!これが最大のメリット!
  • 前日には予約を確定させて安心したい人

    『当日空港で満席だったら…』という不安や、深夜0時の予約合戦をしたくない人には、前日朝7時から予約できるスカイマークが断然おすすめです。
  • 航空会社の会員登録とかが面倒な人

    JALやANAはそれぞれのマイレージクラブ会員にならないと使えません。会員登録不要で、思い立ったらすぐ使えるスカイマークは、とっても手軽です。
  • マイルとかに縛られず、その時一番安いのを選びたい人

JAL・ANAのシニア割引がおすすめな人

  • 年齢が65歳以上で、いつもJALやANAを使ってる人

    すでにマイレージ会員で、マイルを貯めている、あるいはラウンジが使える上級会員ステータスを持ってる、という人は、使い慣れた航空会社を選ぶのが良いでしょう。
  • 本当に「今から乗りたい」という、直前移動をする人

    前日ではなく、まさに「今日の今から」乗りたい!という場合は、当日0時から予約できるJAL・ANAも選択肢になります。

結論として、シニアメイト1は、特に60代前半のアクティブシニア層や、計画の確実性と精神的な安心感を重視するシニア旅行者にとって、極めて優れた選択肢であると言えます。

予約成功率を上げるためのコツ

さて、こんなに魅力的なシニアメイト1ですが「座席数には限りがある」のが現実。

人気の路線では、朝7時の予約開始と同時に争奪戦になることも…。

そこで、希望の便をゲットできる確率を、少しでも上げるための実践的なコツを3つ、お伝えしますね。

その1:「朝7時の時報」と同時に動く

もうこれは、基本中の基本ですが、最強のワザです。

ウェブサイトでの予約は、搭乗日前日の朝7時ちょうどにスタートします。特に週末や連休にかかる便を狙うなら、この時間を逃す手はありません。

6時55分頃からスカイマークの公式サイトを開いて、予約画面(空席照会)の前でスタンバイ。

時計が7時00分になった瞬間に「検索!」ボタンを押せるように準備しておきましょう。

まさに「早い者勝ち」の世界。ここで出遅れると、人気の便はあっという間に売り切れちゃいますよ!

その2:「深夜のキャンセル」を狙う

これはちょっと上級テクニック。

朝7時の時点で満席だった…と諦めるのは、まだ早いかもしれません。

実は、スカイマークの他の割引運賃(「いま得」とか)で予約された航空券には、支払い期限が設定されています。

その期限(だいたい予約日の翌日とか)までに支払いがなかった予約は、システムによって自動的にキャンセルされる仕組みです。

そのキャンセル分の座席が、だいたい前日の深夜0時から2時頃にかけて、再び空席としてシステムに反映されることがある、と言われています。

もし朝7時に取れなくても、寝る前や、夜中にふと目が覚めた時にもう一度サイトを覗いてみると…『あれ、満席だったのに空席が出てる!』なんていう、ラッキーな拾い方ができるかもしれません。

その3:「柔軟性」を持つ

最後は、あなたの「心構え」です。

『朝10時の羽田発じゃなきゃ絶対イヤ!』みたいにガチガチに決めちゃうと、満席だった時に「はい、終了」になってしまいます。

でも、『10時がダメなら、9時か11時の便でもいいか』とか、『どうしても明日がダメなら、明後日の朝イチでもいいかな』みたいに、少し日程や時間に「幅(柔軟性)」を持たせるだけで、予約できる可能性は一気に広がります。

特に、金曜の夜や月曜の朝みたいな、ビジネス利用と重なる混雑時間帯をちょっと避けるだけでも、成功率は格段に上がります。

「この便じゃなきゃダメ」とこだわりすぎないのが、お得に賢く旅する一番のコツですね。

キャンセル料や払い戻しのルール

シニアメイト1を予約する上で、大事なのが「キャンセル」のルールです。

ここは本当に厳しい、シビアなルールなので、しっかり頭に入れておきましょう。

予約変更は一切できません!

まず、これが一番のキモです。

シニアメイト1は、一度予約を確定させたら、予約の変更が一切できません!

『やっぱり1本早い便に変えたいな』とか、『次の日の便に変えたいな』と思っても、たとえ同じ日の別の便に空席があったとしても、変更は絶対にできません

『不便!』って思うかもしれないですが、これは仕方ないんです。

「こんなに安くする代わりに、予約したその便に、あなたは必ず乗ってくださいね。変更はナシですよ」

これが、利用者と航空会社の間の「約束(トレードオフ)」なんです。この約束があるからこそ、あの安い運賃が実現できてるんですね。

だから、少しでも予定が変わる可能性がある時や、天候に左右されそうな旅行の時は、シニアメイト1の利用は避けて、変更ができる普通運賃などを選んだ方が、結果的に安心かもしれません。

万が一キャンセルしたらどうなる?

『じゃあ、どうしても行けなくなったら、どうなるの?』

もちろん、キャンセル(払い戻し)自体は可能です。ただし、所定の手数料がガッツリ引かれます。

1. 航空券購入後 ~ 搭乗予定便の出発時刻まで

この間にキャンセルした場合、あなたが支払った運賃から、以下の2種類の手数料が差し引かれて、残りが返金されます。

  • 払戻手数料:1人1区間につき 500円
  • 取消手数料:1人1区間につき 5,000円

つまり、合計で 5,500円 が手数料として引かれるわけです。

例えば、12,000円の航空券をキャンセルしたら、手元に戻ってくるのは 6,500円…。半分近くが手数料で消えちゃう計算ですね。これは痛い!

2. 搭乗予定便の出発時刻以降

そして、一番怖いのがこちら。

空港への道が渋滞して間に合わなかった、体調不良で家を出られなかった…など、どんな理由であれ、飛行機の出発時刻を1分でも過ぎてしまったら…

払い戻しは一切ありません。0円です!

支払った運賃は、戻ってきません(※空港施設使用料だけは返金されます)。

シニアメイト1を使う日は、絶対に乗り遅れないよう、十分に注意してくださいね。

※手数料や規定は変更される場合があります。予約前には、必ずスカイマーク公式サイトの最新情報を確認してください。

当日の年齢確認やチェックインの流れ

さあ、無事に予約が取れたら、いよいよ出発当日です。

『割引チケットだから、手続きが面倒なんじゃないの?』と心配するかもしれませんが、大丈夫。やることはとってもシンプル。

空港に着いたら、以下の2ステップで手続きを進めましょう。

空港での手続き

ステップ1:まずは自動チェックイン機で手続き

空港に着いたら、まずはスカイマークの「自動チェックイン機」に向かいます。

画面の案内に従って、予約時に受け取った「予約番号」を入力したり、スマホに表示させた「チェックイン用バーコード(QRコード)」をかざしたりします。これで、搭乗券(レシートみたいな紙)が発券されます。

ステップ2:係員さんに声をかけて年齢確認

搭乗券が出てきたら、それで終わりではありません(大事!)

発券された搭乗券を持って、必ず近くにいるスカイマークの地上係員さんに声をかけてください

『シニアメイト1で予約したので、年齢確認をお願いします』と伝えて、ここで準備しておいた運転免許証健康保険証などの公的書類を提示します。

係員さんが年齢を確認し、搭乗券にポンと確認のスタンプを押してくれたり、手続きをしてくれたりします。これが終わって、ようやく正式なチェックイン完了です。

このステップ2を忘れて保安検査場や搭乗口に行っちゃうと、『お客様、年齢確認がまだです』となり、カウンターに戻るハメになり、時間がギリギリに…なんてこともありえます。

自動チェックイン機を使ったら、係員さんに声がけを忘れずに。

手荷物や座席指定は心配無用

『シニアメイト1って割引運賃だけど、荷物を預けるのにお金がかかったり、座席指定ができなかったりするんじゃ…?』

安心してください。

シニアメイト1でも、手荷物・座席指定は通常と同じ

  • お預け手荷物(受託手荷物)

    合計20kgまで無料でお預け可能です。個数の制限もありません(※サイズ制限はあり)。数日間の旅行や、お土産で荷物が増えても、たいてい無料枠で収まりますね。
  • 機内持ち込み手荷物

    スーツケースなどの手荷物1個と、ハンドバッグなどの身の回り品1個、合計10kgまでOK
  • 座席指定

    ウェブサイトで予約する時に、無料で座席指定ができます(※最前列など一部の足元が広い席は有料オプション)

最近はLCC(格安航空会社)も増えて、『チケット代は安いけど、荷物を預けたら結局高くなった…』なんてことも多いですよね。

シニアメイト1なら、そんな心配は一切ナシ!割引運賃でも、手荷物や座席指定(無料分)といったサービスは、普通運賃のお客さんとまったく同じ。

これもスカイマークの、地味だけどすごく大きなメリットなんです。

スカイマークシニアメイトとは?使い方やJAL/ANAとの違いを解説【まとめ】

スカイマークシニアメイトとは?使い方やJAL/ANAとの違いを解説【まとめ】

スカイマークの「シニアメイト1」について、基本ルールから注意点、お得な使い方まで、まるっと解説してきました。

ここまで読んでくれたあなたなら、もう大丈夫。

スカイマーク シニアメイトは「満60歳以上なら誰でも、搭乗の前日から、とってもお得な価格で飛行機を予約できる、シニアの自由な旅を応援してくれる、超・強力な割引制度」です。

確かに、「予約変更が一切できない」とか、「キャンセル料が高い(乗り遅れたらゼロ)」といった、厳しいルールも存在します。

でも、それはこの破格の「安さ」と「利便性」を手に入れるための、合理的なトレードオフ(交換条件)といえます。

そのルールをしっかり理解して、「私の旅行スタイルなら、全然問題ないよ!」と割り切れる人にとっては、これ以上ないほど素晴らしいサービスです。

特に、

  • 『私はまだ62歳。JALやANAのシニア割は使えない…』という60代前半のアクティブシニアの方。
  • 『当日に空港で満席だったらどうしよう…って不安になるのはイヤ。前日に安心したい』という、計画性と安心感を大事にする方。

そんなあなたには、シニアメイト1は、まさにピッタリの制度と言えるでしょう。

これまで『直前だから高いし…』って諦めていたかもしれない、ふとした思いつきの旅や、大切な人に会いに行くための急な帰省を、ぜひ実現させてください。

シニアメイト1が、あなたのセカンドライフを、もっと豊かで、もっとアクティブにするための一翼を担ってくれるはずですよ!

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